

恋人紹介といっても、かつて話題になった「愛人バンク」とは少々違う。愛人バンクとは80年代にマスコミなどで取り沙汰された新手のビジネスで、入会金が数十万円、さらに紹介された女性を月額10万円程度から数十万円のお手当でおつき合いするという、いわゆる愛人紹介所である。こうした愛人バンクのような業者は、現在でもある。しかし、現在ではもっと身近で手頃に利用できるタイプが主流となっている。たしかに会員制で女性を紹介してくれるタイプのものだが、入会金も1〜3万円で、愛人を囲うなどという大げさなものではなく、一時のデートを楽しむという形態である。いわば、女性との割り切ったおつき合いをセッティングしてくれる会員制クラブといってよいだろう。こうした事務所は、「プラトニッククラブ」「デートクラブ」「男女交際クラブ」「自由恋愛サークル」などの名称で呼ばれる。とくに決まった呼称はないようである。情報源としては三行広告が最も手近である。「自由交際」「援助交際」「男女交際」といったフレーズが記されているものをピックアップして、電話で内容を確認しよう。「大人のおつき合いの相手を紹介します」といった含みのある言い方をするところもあれば、「援助交際のサークルです」とはっきり言う事務所もある。システムは次の通り。まず事務所で入会手続きをする。手続きはきわめて簡単で、免許証や名刺などがあればたいていOKだ。次にアルバムを見て女性会員を選ぶ。写真には名前や年齢、職業などのほかに、業者によっては簡単なコメントが記されているところもある。また、「アルバムを見てからの入会も可能」としている業者も多いので、問い合わせのときにはぜひ確認しよう。好みの女性会員が決まったら、デートのセッティングを申し込む。するとすぐその場でその女性会員に電話で連絡を取ってくれるはずだ。もし女性会員の都合さえよければ、デートの日時まで決められる。もし女性と連絡がつかなくても、希望の日や時間を伝えておけば、それに応じてセッティングしてくれる。デートの段取りが整ったら、指示にしたがって待ち合わせ場所へ。女性を事務所まで呼んで紹介してくれる場合もあるが、どちらかといえば街中の任意の場所で待ち合わせするケースのほうが多い。ポピュラーな待ち合わせスポットとしては、喫茶店やシティホテルのロビーなどがよく使われるようだ。
クラブで飲むだけなら一万五〇〇〇円。連れ出してショートが三万円、泊まりで四万円などと面倒なことをしたくないと某経営者が考えた。女の子にしたって同様だ。いちいち好きでもない助平な客の相手をして話をする面倒さは御免だ。そのうえ、チンタラ話してホテルに潜り込んで……の時間も無駄だ。そうじつに効率の悪い商売だと。それで中国系デートクラブのなかには、韓国エステの看板そのままに、転業をしてしまった業者がかなりいる。韓国エステに入って中国語を話すギャルに相手をしてもらった、こんな経験をしたエステファンも最近では多いはずだ。この中国から韓国の動きで特筆しておくべきは本番の登場である。だって本来が本番OKのデートクラブがエステに転業しただけなのだから、こちらも当然ついてくるのは道理というもの。ピンサロに本番OKのホンサロがあるように、ヘルスに本番厳禁でないホンヘルがあるごとく、韓国エステにだってホンエスとかポンカンだってありますよ!
出産時間を知ることができたら、どんなに便利なことだろう。片方の中指のつけ根を別の指で静かにふれてみる。何も変わったところがなければ、四十八時間以内の出産はありえない。もし、正確な速さで脈が打たれていたら、いつ陣痛が起こっても、すぐ病院へかけつけられる態勢に入ること。当然のことだが、この脈を感じ始めたら、汽車や飛行機はもちろんダメ。必ず四十八時間から二十四時間以内に出産が始まる合図なのだから。はじめ、指の付け根近くにあった脈が、出産時間が近づくにつれて、じょじょに指先に上がってくる。第一関節からさらに指先にまできたら、二〇〜三〇分以内の出産開始を告げているのである。このことは、八年前に各国の学会で発表したのだが、その時点では多くの医師に妙な顔をされたものである。その後「大変に役立っている」と何十人もの医師から感謝された。熱心な医師の中に試してみた人がいたようだ。“中指の脈で出産時間を知る”これを脈学といい、中国の知識階級では常識である。いわば中国風おばあちゃんの知恵が日本でも常識となれば、新幹線の中で出産するなどの危険なケースはなくなるであろう。